彼の顔にオシッコを!

こないだね、と師匠が云った。

 

「彼の顔をまたいで、あそこを彼の鼻と口に押し付けたの」

 

あら、やらしい。

シックスナインの変形でもないし、

要するに彼にあそこを嘗めさせて、

しかも自分が場所や圧や速度をコントロールしたんですね。

師匠、やりますわ。

 

「そしたらね、わたし、できなくて…」

 

師匠、本当は、彼の顔に潮吹きするつもりだったんですって。

「彼の顔よ。わたしにはかけられません」と師匠はおっしゃるけれど、

浴室ではよくお二人でおしっこを顔にかけあっていたはずなのに。

なにをいまさら、ね。

 

「それとこれとは違うのよ」と師匠が抗弁されるので、

と云うことで、わたしたちがやってみることにしました。

 

気にしたのは、体重を彼の顔にかけないこと。

だって彼、窒息したらたいへんですもの。

 

…そうなんですね。

師匠の云う通り、「彼の顔にオシッコ」は、

やってみて難しいことがわかりました。

 

でもそこで諦めるわたしたちではありません。

 

またいだ格好で電マです。

わたしのあそこに押し当てたらば、

そうしたら、あっという間に潮吹きでした。

 

わっと驚いて叫んだら、

お股の下で彼もまた、わって叫びました。

 

「鼻に!、耳に…!」

なんだか叫んでいます。

腰を浮かすと、あら大変、

彼の頭が水浸し。

 

 

後から彼に聞きました。

勢いよく鼻に直撃して、

うわって叫んで顔を左右に振ったら、両方の耳にも、

交互にどおーって飛び込んで、もう大変だったみたい。

 

「口に入ったのは、少なかったけど、苦みはない」と

彼はシャワーで頭を洗いながら、云いました。

 

仕方ありません。

彼のベニスをくわえて、彼のおしっこを飲めるだけ飲む。

これであいこにしました。