彼のおしっこ当番は、わたし。
トイレに行く、と彼が云います。
わたしは「はーい」と返事します。
いそいそと彼の後についてトイレに入ります。
ラブホのトイレには、内鍵がありませんから、
少し遅れても全然大丈夫です。
彼のベルトを外して、ズボンのボタンをはずしたら、
あとはトランクスからおちんちんを引っ張り出せば、
準備オッケーです。
最初は彼の背後からのぞき込むようにして、
おちんちんを引っ張り出しておりましたが、
最近、
彼の斜め横から腕を伸ばすのが一番やりやすいと
理解しました。
左斜め横に立って、彼のちんちんを左手で持ち、
右手は彼の腰の回します。
そのうちに、おちんちんが少しだけ緊張して固くなった途端に
シューッとほとばしります。
透明の水が便器の中央の水たまりに入らないように
おちんちんの筒を操縦します。
へへ。
水鉄砲で遊んでいるみたいですね。
彼が云ってました。
高速道路のSEのトイレには、
真ん中にゴルフボールが印刷してあり、
そこにおしっこを命中させると色が赤くなる。
それが楽しくてボールをめがけるって。
男って単純だ、と思っていましたが、
こうして彼のおちんちんを操舵してみると、
「あっ、それって面白そう」と思えるんですね。
最後の締めの、
おちんちんの振りがまだよくわかりません。
大きく振っていいのかどうか。
どこまで降ったら残尿が切れるのか。
まだまだ勉強です。
だってわたしは彼のおしっこ当番ですから。