二粒の葡萄

シャイン・マスカットをいただいておりましたら、

彼が

「入れてみよう」と云いました。

 

葡萄の粒をわたしのあそこにいれる、

と云うのです。

 

ええっ。

出てこなくなったらどうするの?

 

というので

ゴムを使いました。

ゴムに葡萄を入れて、押し込みました。

 

入るのは簡単です。

つるっ、です。

 

でも一粒では面白くない。

ふたりで食べたいから、

ゴムを抜き出して、

もう一粒ゴムにいれ、おマンコに再び押し込みます。

 

あっ。

二つ入って、

その丸い塊が、

微妙に膣に当たって、気持ちいい。

 

そのまま裸でゲームをして、

半時間後、つるつるとゴムを抜き取ります。

まるで川辺に仕掛けた魚網みたいでなかなか出てきません。

膣が閉まっているようです。

 

えいっ。

少し強めに引っ張ったら、

ポンと音立てて

無事に二粒の葡萄が出てきました。

コンドームから取り出して、彼とわたしでひとつひとつを

いただきました。

 

はあん…。

こんな印象でした。

温かいのです。

葡萄の温かさは、もしかしたらブドウ狩りに出かけたときに、

もぎたての葡萄を口に入れた時を

思い出させます。

 

これって、わたしの体温なんだ。

そう思ったら、なんだかいとおしくなりました。