朝、突然あなたが、入ってきて…
朝、突然あなたがやってきて…。
どんな夢を見ていたのか、覚えておりません。
なんだか長い夢をみていたら、
近くで物音がして、
気が付いたらあなたがわたしの中に入ってきたのです。
あっ。
その感覚。
あなたが濡れたわたしの中にあるという感覚。
それは突然の訪れで、準備なく、
わたしは声を出しておりました。
あっ。
違います。
うわっ。
これでもない。
なんだか大きな声が出たようです。
その声で、わたしは目覚めたのです。
目覚めてしまうほどの自分の声。
それも夢の中での声。
感覚では、あなたがわたしの中に入ったその瞬間、
あの快感を、生身の肉感をわたしは全身で感じて、
そうして自然に反応して声が出たのです。
叫んで、目が覚めて、
そうしてわたしはわたしの中にあるあなたとともに、
素敵な朝を迎えたのでしょうか、
会いたい。
今すぐにも会いたい。
その思いがあなたに伝わって、
夢の中での朝の訪問…。
ありがとう、あなた。
わたしの大事なあなた。
今度はわたしがあなたのもとに出かけてもいいですか。