パートナーの異常な行動
師匠からお借りした本を読んでいて、
前々から気になっていた彼の行動が理解できたような気がします。
クラフト・エビングと云う人が書いた『異常性欲の心理』です。
十九世紀のウィーン大学の精神科教室の主任教授…だったと思います。
この教授のところにやってきた「異常性欲」の患者たちのことを書いたもので、
こんな記述がありました。
教授のところを訪れた男性は腕に無数の傷がありました。
理由を尋ねると、原因は神経質な妻にある、と答えたそうです。
「妻とセックスする際には、自分の腕を切り、その傷口から流れ出る血を
啜るうちに、妻は猛烈に興奮してくる。それからセックスするのです。」
これはご主人も大変だと思います。
でもわたしの場合、彼がわたしに傷口の血を飲ませるかと云ったら、
それはありません。
彼は、もちろんわたしも同じなのですが、
血はだめです。
基本的に
①痛いこと
②傷つけること
この二つはしない、と云うのが了解事項です。
もう一つの例が載っておりました。
それは若い男性で、
毎決まった日になると恋人に前髪を切るよう要求した、というのです。
彼が恋人に求めたのはこれだけ。
それでね、わたしのことなんですが、
わたしの彼もわたしにあそこの毛を剃るよう婉曲に求めてくるんです。
少し伸びて来たかな、と思うと「それそれきれいにしたいね」と
舌でクリトリスをなめながら、優しく訴えるものだから、
わたしは思わず「うん」とつぶやいて、早々にお風呂で剃るのです。
いま、振り返って考えてみたら、彼がおまんこの毛を剃るよう口にするのは、
毎月月末あたりです。
今度から、スケジュール帳にチェックしておこうかしら…。