羽二重までが、遠い遠い…

羽二重餅と云ったら、

はだか祭りで有名な「国府宮神社」の近くにありますね。

有名な松尾なんとかという和菓子屋さんが。

 

どうせ羽二重餅で女体盛をするのなら、

名高いお店のお菓子を使うべきですね。

しかも、場所は「はだか」関連です。

はだかで男たちがもみ合うのです。

 

わたしと彼が汗だくになってもみ合うのとどこが違うのでしょうか。

わっ、なんて猥褻なんでしょ。

 

ということで国府宮神社でお参りです。

「おまん〇に上手に入りますように」とわたしは祈ろうかと

おもいましたが、それではあんまりなので

「コロナの感染が鎮まりますように」と、

とっても良い子のお願いでした。

彼に聞くと

「もちろん今日のおまん〇がうまくいきますようにに決まってる」

だったらわたしも自分の心に素直になればよかった、かな。

 

さて、そうして松尾なんとかに行きます。

通り過ぎるくらい小さくて、クルマを停めたら「お休み」でした。

お参りがまじめすぎた罰が当たったのでしょうかしら。

 

ここであきらめるとSМエージェントではありません。

近くの稲沢駅前に、

ネットの上では松尾某の和菓子よりも点数が付いている

洋菓子店があることを彼が教えてくれました。

では、次善の策ということで行きましょう。

十五分くらいの距離でした。

 

この店も小さい。

一メートルもないショーケースに数種類のケーキが並んでいます。

お値段も少々高めです。

プリンで五百円越えです。

 

お互いの欲しいものを一つずつ選んで、

これを羽二重餅の代理と云うことで、

さあ、ホテルに行きましょう。

 

いつものように、

わたしたちは服を脱ぎ散らかして、

電気もつけっぱなし。

空調のスイッチも入れないで、

即ハメです。

まるで羽二重餅の牛皮のようだ、と彼がいいます。

え、なんのこと。

彼がわたしのおまん〇を引っ張ります。

 

これつて、そっくりなんだよ、羽二重餅に。

 

それから三時間。

気が付いたら四時でした。

 

ええっ。もう三時間以上もしてたんですか。

だったらそろそろ休憩しましょ。

 

お腹に何も入ってないから

脱水症状ばかりか、

血糖値が下がって低体温症になるかもしれませんことよ。

 

といいつつ、わたしたちのいつもことで、

ベッドからソファまでの一メートルがとても遠いのです。

ロング・ディスタンスです。

 

彼が提案しました。

「お前が続けて八回行ったら、休憩にしよう。」

 

受けて、たちます。

ということで連続八回。

初めてのチャレンジでした。

八回続けて絶頂になるとさすがに疲れます。

わたしの上で腰を振る彼だってお疲れ様です。

彼の汗が滴ってます。

わたしのおなかに落ちてきて、それがY字ラインで

おまたに流れておまん〇に入ります。

なんだか気持ちいい…。

 

…こうしてやっとベッドから一メートル離れたソファに移動。

紅茶とコーヒーをレンジで温め、

ケーキをいただきます。

もちろん口移しで、

プリンなんかは、

お互いの唾が混ざるものだから、

なにがなんだかわからないような

素敵な感覚の味になって、

ぐっど・テイストです。

 

でもやっぱり心残りです。

今度は松尾某の羽二重餅で女体盛をやりたいです。

 

師匠にこのことを話したら、

何を使ってもいいけど、

八回連続は羨ましいと云われました。

師匠の彼は八回も持たないようなんです。

 

それはそれは、ご愁傷様です。

ごきげんよう