わあっ。わたし、こんな顔して、こんなに叫んでいるんだ‼
こんにちは。
SМセコンドです。
こないだね、とうとう動画を撮りました。
本当は、静止画を撮るつもりだったのに、
彼と絡み合っている最中だったので、スマホの操作を誤って…。
手持ちの撮影なので、暗いし、ぶれるし、画面は落ち着かないし。
でもそのうちに、わたしのアップが写っていて、
ライトが付いたら、とんでもないわたしの大きな口が写っておりました。
彼が動いているものだから、画面は海に浮かぶボートみたいに
ゆらゆらしてるんだけど、わたしの声は途切れません。
声っていうか、叫びですね。
ふーん。あんなふうに叫んで、
その時のわたしはあんな表情なのか。
これは発見でしたね。
Hしているときの自分。
顔だの、身体の動きだの。あるいは何を云っているのか。
「とっても素敵な×××顔だ」と彼は云いますが、
×××の顔って、どういうことよ。
なんだか変ですよね。この言い方。
でも、動画を見ていて、
「ふーん、そういうことか」と彼の云ってることが
なんだか腑に落ちました。
そういうことなのだ。
わたしの行くときの表情も、感じているときの表情も、
つまりは×××をしているときの表情なんだ。
文学的には、愉悦だの、
快楽の悶えだの、修飾言葉はいろいろありますが、
×××顔、って言い方が一番いやらしくて、
耳にするときもなんだかくすぐったくなるんですね。
わたし、このことば大好きになりました。
あっ、そうだ。
ひとつ発見がありました。
かわいい室内と評判のホテルからでてきたら、
なんだか歩いていて体がふわふわしたんです。
彼も「なんだかふらふらする」って云ってました。
「昔さ、セックスを覚えたてのころ、
とりあえずしたいだけして、それから歩いて帰るときに、
太陽が黄色く見えたんだ。
自分で体験するまでは、そんなことはない、と思っていたのに、
本当だったんだよね、これが。
それとおんなじで、ふらふら歩く、という表現も、
ホント、よくわかる」
そういいながら、頭が横に揺れていました。
わたしも、「ほんとだ。ふらふらしている」
このことを師匠に報告すると、
「それはやりすぎよ。終わった後、もう少し、休んでからチェックアウトしたら」
と笑われました。
あの師匠に「やりすぎよ」と云わせました。
これって大いなる進歩ですよね。
そうそう。
激しく悶えるわたしの映像は、
しっかりと見直した後、ちゃんと消しました。
師匠の云いつけはきちんと守ります。